カーリー・・・あなたに罪はないが消えてほしいと常日頃思っている・・・
カーリー・・・あなたはどうしてマメスナとマメスナの間に花を咲かせてるの・・・
カーリー・・・あなたの和名はセイタカイソギンチャク海外ではアイプタシアなのになぜカーリーと呼ばれているの・・・
気が付いた時にこまめに対処していましたが、仕事などでお世話が少し遠のいた時に大量発生してしまい、その後は対処しても対処してもいたちごっこで困りまくりのマヤキータです!
カーリー対策
カーリーを持ち込まない
カーリー対策として天然ライブロックなどを使わずにデスロックやライブロックレプリカを使い、水槽を立ち上げ水槽内に持ち込まないようにするのが一番です。
でも、いつの間にかヤツはどこからともなく入ってきます・・・
カーリーを食べてもらう
カーリーが入ってくる前提で生物兵器を入れておく。
大量発生してからの生物兵器はほとんどやくに立ちません。
- ペパーミントシュリンプ
- アカモエビ
- ウミフクロウ
他にもカワハギの仲間などいろいろいますが、魚系はサンゴを食べてしまったりエビは魚に食べられてしまったりサンゴを食べてしまったりと混泳するのに注意が必要です。
カーリー対処
魚がメインの水槽であればそこまで気にしなくても(見た目は別として)いいですが、サンゴがメインの水槽の場合は余りよろしくないです。
カーリーさんはイソギンチャクの御仲間だけあって毒がまあまあ、御強うございます。
サンゴも色々あって毒の強い個体から弱い個体様々ですがカーリーさんのほうが強く、サンゴが溶けて無くなってしまう事があります。
見えないところでカーリーが大きく育つと小さい魚は食べられてしまう可能性があるとかないとか聞いたことがあります。
カーリーを取り出す
ライブロックなど取り出せるのであれば取り出してライブロックごと捨てる、ライブロックを煮沸~乾燥してデスロックにしてから水槽に戻す。
側面などガラス面についている場合はスクレイパーのようなもので剥がしながらエアチューブでサイフォンの原理で吸い取る。
私はチョイスのコケ取ゾウさんに剃刀の刃のようなものを取付けて使用しています。
刃はホームセンターでシール剥がしなどで使うスクレイパーの替え刃(ステンレスの物)をアロンアルファで接着して使っています。
コケ取ゾウさん改造があれば水槽にこびりついた硬いコケを吸い出しながら掃除ができますので重宝しています。
むりにつまんで取り出そうとしたりすれば残った体の1部から増殖して余計に増えてしまいます。
薬剤を使ってカーリーを退治しよう!
薬剤を使うのは抵抗があるかもしれませんが、カーリーさんが発生しだすとそんなこと言ってられなくなります。多分・・・(笑)
色々なメーカーから駆除剤が出ていますが、私のおすすめはRed Sea AIPTASIA-Xです。
この薬剤を付属されている注射器で吸い取りカーリーさんに「さあお食べ」と心を鬼にしあげてください。
私の場合はそのまま10分ほど放置してから、薬剤をエアーチューブでピンポイントに吸い出しています。
水の流れを作る水流ポンプなどは停止させてから使用しましょう!
レアなサンゴを入れている場合は細心の注意をはらって仕様するようにしましょう。
説明書にはサンゴに害をあたえず仕様出来ますと書いてありますが・・・
私の飼育しているサンゴで誤って薬剤がついてしまったその後を表にしてみます。
USAブリードマメスナ | がっつり着いて、しばらく閉じてましたが復活した |
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サンゾアンシッド | 着いた部分だけ変色したが生存 |
コハナガタサンゴ | 着いた部分が溶けたが知らぬ間に欠損部分が復活 |
ウスコモンサンゴ | 着いた部分が白化したがいつのまにか復活 |
ウミキノコ | 着いた部分だげ脱皮し、いつの間にか元に戻った。 |
マメスナ以外は付着してからすぐに払落しましたが、表のようになりました。
どこまでのことを害と言うかですが消滅することは今のところありません。
マメスナのUSラスタ、パンクロッカーの間にも小さなカーリーさんがひょっこりしていたのでちょんちょんちょんと薬剤を付けたために閉じていますが、1時間も経たないうちに全開しました。
カーリーさんといいお付き合い
結果、1度発生してしまえば撲滅するのはほぼむりです。
放置せずに見つけ次第対処していけばむごいことにはならないと思いますのでこまめにお世話をしてください。
私もペパーミントシュリンプを述べ5匹ほど入れているのですが、どこを探しても見つからないのです。
カーリーさんも順調に増えていますので旅立たれたか、隠れているかわからないのですがよく考えると飼育している魚の中にハーレクインバスレット8㎝がおります。
食べられた?かもしれません・・・