海水魚、サンゴを飼育している間はおおよそ2週間に1回、全体水量の約1/3の海水を作って水替えをしていかないといけません。
私がいつもやっている方法を書いていきますので参考にしてみてください。
あったら便利 必要な道具
- 水槽の大きさにもよりますが、全体水量の約1/3が1回で作れる大きさの入れ物がベスト
- 20ℓポリタンク
- 人工海水の素専用計量カップ
- 比重計
- 水中ポンプ・ホース
- 水流ポンプ
- 水温計
人工海水を作る量
私の場合ですが、水槽の総水量が約230ℓで1週間に1回40ℓの水替えをしています。
2週間に1回、全体水量の約1/3の海水の水替えと書いていますが、コンスタントに水替えするのであればまったく問題ないとお店の方に言われましたので私は1週間に1回40ℓの水替えをしています。
1回で80ℓを作ることができるバケツがデカすぎて扱いにくいと言う理由と、海水専用浄水器で80ℓ水を作る時間が2時間半ほどかかると言う理由もありますが(笑)
私はいつも青い外によく置いてある大き目のゴミバケツで海水を作っています。
水槽の前にゴミバケツをスタンバイして、20ℓポリバケツに浄水器で作った水を2回にわけて入れます。
ゴミバケツに直接水を溜めていってもいいのですが、単純に40㎏の水を運ぶのはかなり大変です。びちゃびちゃになります。なりました(笑)
水を作っているのを忘れてしまったり、寝落ちしてしまったときに風呂場の中とかでないとあふれて大惨事になります。なりました・・・
水槽の水を抜くためのバケツも海水を作るためのバケツも同じバケツをつかってバケツに印をつけて水の量を決めましょう。
私は20ℓポリバケツ2個をつかって1つは排水専用、もう1つは浄水専用と分けて使っています。
水温調整
私の場合ですが、20ℓのポリバケツに浄水器で作った水を溜めて、温度が低い場合お風呂にポリバケツ半分強ぐらい浸かるようにためたお湯で温めています。
一番いいのはやはり水槽の水と同じ水温ですがだいたいでいいと思います。
冬は温度が低くても23度ぐらいまでは上げて、夏はあまり気にしていませんが28度を超えるような温度であれば保冷剤で温度調整しています。
人工海水の作り方
バケツに水を入れて私はその中に使っていない水流ポンプを入れてかき混ぜています。
私がいつも使っているのがデルフィスのライブシーソルトで、専用の計量カップをつかってバケツに入れています。
比重、塩分濃度計
はっきり言って私はあまりよく解っていません(笑)
水の温度を25度前後(私の場合はプラスマイナス2度)で比重を1,024~1,025目安で作っています。
一般的に水の温度を25度前後で魚中心で飼育ならば1,022~1,023で、サンゴ中心であれば1,025~1,026と言われています。
温度と比重を合わせて作るので多分塩分濃度はだいたいOKなのだと思います。
- 簡易比重計
- 塩分濃度屈折計
- デジタル比重・塩分濃度計
他にも方法がありますがこの3種類が使いやすいとおもいますが、値段は少し高くなってしまいますがオススメはデジタルです。
私も最初は簡易比重計で計っていましたが、気泡がなかなか取れなくて正確に計れなかったので屈折計に変えました。
屈折計は正確に計れるのですが、計る前にRO水で校正してから使うのでメンドクサイ!
なのでデジタルを買って現在使っています。
水温計のように先を海水に入れると2秒ほどで比重、塩分濃度、水温を計ってくれて、メンテナンスも楽なので手放せなくなっています。
出来た人工海水を水槽から抜いた分水中ポンプ等を使って戻すだけで水替え完了です。
人工海水も日がたつにつれて水が蒸発していきます。
ですので水槽の海水もこまめに比重をチェックして足し水をして比重を合わせるようにしましょう。
安定した水位の所に印をつけて減った分だけ足し水すれば何回も比重チェックをしなくてもいい!